アート・バーゼル・パリ、新たなアートフェアの幕開け?パリのアートシーンに変化をもたらす新フェアの到来
2024年10月、パリで初開催される「アート・バーゼル・パリ」!世界4大ギャラリーを含む194ギャラリーが出展、グラン・パレでアートの祭典!
💡 アート・バーゼル・パリの概要と歴史について
💡 パリのアートシーンにおける新たな競争について
💡 アート・バーゼル・パリの今後の展望について
本日は、2023年10月にパリで開催されたアート・バーゼル・パリについて、詳しくご紹介します。
パリで新たなアートフェアの幕開け
パリで初開催されるアートフェアの名前は?
Paris+parArtBasel
グラン・パレの建築美は、現代アート作品の魅力をさらに引き立てていたのでしょうね。

✅ 2023年10月、パリのグラン・パレで開催された「アート・バーゼル・パリ」は、世界各国から集まったコレクターやアーティストなど多くの来場者で賑わい、パリ市街を舞台に現代アートの祭典が繰り広げられました。
✅ グラン・パレはパリ五輪のために改装され、美しく蘇った建築美が来場者の目を引きました。会場はグラン・パレだけでなく、プチ・パレ、コンコルド広場などパリの美しいランドマークにも広がり、各所で現代アート作品が展示されました。
✅ 「アート・バーゼル・パリ」は、2021年に開催を最後に休止した現代アートフェアFIACの後継として誕生し、世界195のギャラリーが参加しました。20世紀の巨匠から現代美術家、新進気鋭の作家まで、多岐にわたる芸術作品が展示され、会期全体で6万5000人以上の来場者を集めました。
さらに読む ⇒公式サイト(フォーブスジャパン)出典/画像元: https://forbesjapan.com/articles/detail/75388世界195のギャラリーが参加し、6万5000人以上の来場者を集めたというのは、まさに現代アートの祭典ですね。
2022年10月、アート・バーゼルはパリで初開催されるアートフェア「Paris+parArtBasel」を発表しました。
世界4大ギャラリーを含む156のギャラリーが出展し、グラン・パレ・エフェメールを会場に、メインのGalleries部門に加え、新進ギャラリー部門、インスタレーション展示、キュレーターによるプログラムなどを予定しています。
フランスの有力ギャラリーから選考委員が指名され、出展ギャラリーの61はフランスに展示スペースを持つギャラリーです。
アート・バーゼルでは、ウォーカー・アート・センターのキュレーターであるヴィンチェンツォ・デ・ベリスが、アートフェアと展示プラットフォームを率いるディレクターに就任し、8月から4つのフェアを監督することになります。
わあ、すごい!パリのエネルギーを感じます。アートってやっぱりすごいですね!
アートシーンにおける新たな競争
「Paris+parArtBasel」は、どんな状況下で初開催されたのか?
アートシーンの変化、EU離脱、コロナ禍
FIACは、長年パリのアートシーンを牽引してきたイベントですから、その動向が気になりますね。
公開日:2017/07/20

✅ パリで毎年開催される国際コンテンポラリーアートフェア「FIAC」は、世界中のギャラリーやアーティストが集結し、現代アートの最新動向を見ることができるイベントです。
✅ 今回のFIACでは、奈良美智さんなど日本人のアーティストの作品も数多く展示され、日本文化への関心の高さがうかがえました。
✅ 会場となったグラン・パレは、美術館としても機能しており、様々な芸術作品に触れることができる魅力的な場所です。
さらに読む ⇒(アートーク)|話したくなるアートマガジン出典/画像元: https://girlsartalk.com/column/23413.html日本人のアーティストの作品も多く展示されていたとのこと、日本の文化への関心が高まっているのは嬉しいですね。
「Paris+parArtBasel」は、アート・バーゼルが大幅な組織変更を行った後に実施する初のフェアであり、パリのアートシーンの国際的な認識の変化やイギリスのEU離脱、コロナ禍による変化を受けて開催されることになりました。
パリには長年FIACや「パリ・インターナショナル」など、他のアートフェアも存在していましたが、FIACは会場や開催時期をParis+に奪われたため、今後の開催は不透明な状態です。
裁判所は、グランパレがFIAC開催を契約上約束していないことを理由に、Paris+の開催を認めました。
アートフェアの開催を巡って裁判沙汰になるというのは、興味深いですね。
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パリの芸術祭典が進化!アート・バーゼル・パリ、10月開催!リニューアルされたグラン・パレで、世界トップギャラリーが競演。