ロンドン・ナショナル・ギャラリー展とは?名画を通して西洋絵画史を巡る旅!日本初公開!ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の見どころ
200年の歴史で初!ロンドン・ナショナル・ギャラリーの至宝61点が日本初公開!レンブラント、フェルメール、ゴッホ、ティツィアーノ…西洋絵画史を彩る巨匠たちの傑作が、国立国際美術館に集結。教科書のようなコレクションを、7つの章で体系的に解説。特に《ひまわり》は必見!イギリスとヨーロッパの文化交流を紐解きながら、名画の世界へ誘います。2020年11月3日開幕。
💡 ロンドン・ナショナル・ギャラリー展は、同館初の海外大規模展。西洋絵画2300点の中から厳選された61作品を展示。
💡 展覧会は7つの章で構成され、ルネサンスから近代美術までを網羅。各時代の巨匠たちの作品を紹介。
💡 ゴッホの「ひまわり」など、日本初公開となる名作が多数。西洋絵画史を体系的に学べる貴重な機会。
本日は、ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の見どころを詳しくご紹介していきます。
まずは、展覧会の全体像から見ていきましょう。
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展:西洋絵画史を巡る旅
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展は、同館の歴史の中でどんな点で画期的な展示なの?
初の大規模海外展
本展では、7つの章で西洋絵画史を辿ります。
各章ごとに異なるテーマがあり、それぞれの時代を代表する作品を通して、西洋美術史を深く学ぶことができます。

✅ ロンドン・ナショナル・ギャラリーが所蔵するヨーロッパ絵画を網羅した61作品を初公開する大規模な展覧会が、国立西洋美術館で開催されている。
✅ 展覧会は、イタリア・ルネサンス、オランダ絵画の黄金時代など7つの章で構成され、各章で各時代の代表的な画家や作品を紹介している。
✅ イギリスとヨーロッパ各地における芸術文化交流の歴史や、イギリスにおけるフランス近代美術の受容といったテーマも展示を通して見ることができる。
さらに読む ⇒上野が、すき。出典/画像元: https://shopblog.dmdepart.jp/ueno/uenogasuki/article/detail/?cd=000732本当に素晴らしいですね。
200年もの歴史の中で初めての海外大規模展という点も、この展覧会の貴重さを物語っています。
西洋絵画の教科書のようなコレクションを、ぜひ堪能したいですね。
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展は、ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵の西洋絵画の名品を展示するもので、約2300点の名品を所蔵する同館初の海外大規模展です。
同館はまとまった数の作品を貸し出すことに慎重で、イギリス以外で所蔵作品展が開かれるのは200年近い歴史の中で初めてとなります。
本展は、西洋美術史に沿った7つの章で構成され、「イタリア・ルネサンス絵画の収集」「オランダ絵画の黄金時代」「ヴァン・ダイクとイギリス肖像画」「グランド・ツアー」「スペイン絵画の発見」「風景画とピクチャレスク」「イギリスにおけるフランス近代美術受容」と続き、ナショナル・ギャラリーのコレクションの広さと深さを示します。
展覧会はすべて初来日作品で構成されており、西洋絵画の教科書とも言われる同館のコレクションを、体系的に学ぶことができる貴重な機会となります。
なるほど!西洋絵画って、なんだか難しそうって思っていたけど、こうして時代ごとに分かれていたら、それぞれの作品がどんなメッセージを伝えているのか、もっと理解しやすそう!
西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品
美術館の展示はどんな時代や地域の絵画に焦点を当てている?
イタリア、オランダ、イギリス
ボッティチェリの作品解説、とても興味深いですね。
宗教画でありながら、世俗的な要素も取り入れている点が、当時の文化を感じさせます。

✅ この記事は、初期ルネサンスの巨匠ボッティチェリの代表作4点を解説しています。
✅ それぞれの作品の特徴や主題を説明し、特に「東方三博士の礼拝」ではメディチ家の人々やボッティチェリ本人の自画像が描かれていること、「春」では豊穣と幸福がテーマであり、詳細に描かれた植物が特徴であること、「書斎の聖アウグスティヌス」では聖アウグスティヌスと聖ヒエロニムスの関係性と、当時の学者の書斎の様子が描かれていること、「書物の聖母」では繊細な線描と色彩、聖母と幼子イエスの愛らしい表情が特徴であることを説明しています。
✅ この解説を通して、ボッティチェリの絵画における美しさ、細密さ、そして宗教的なモチーフと世俗的な要素の融合がわかるようになっています。
さらに読む ⇒白いキャンバス西洋美術の巨匠に出会う出典/画像元: https://art-whitecanvas.com/botticelli-works/ボッティチェリの作品は、本当に繊細で美しいですね。
「春」の植物の描写など、細部までこだわり抜かれた表現は、見ている人を魅了します。
「イタリア・ルネサンス絵画の収集」では、ボッティチェッリ、ティツィアーノ、クリヴェッリなど、イタリア各地におけるルネサンスの熱気を伝える作品を紹介しています。
「オランダ絵画の黄金時代」では、レンブラント、フェルメールといった巨匠の作品に加え、ヤン・ステーンやヘーダの作品など、当時のオランダ絵画の先進性を見せる作品が並びます。
「ヴァン・ダイクとイギリス肖像画」では、ヴァン・ダイクの肖像画がイギリス肖像画に与えた影響を、レノルズやローレンスといった18世紀イギリスの肖像画家たちの作品を通して探ります。
「グランド・ツアー」では、18世紀イギリスの上流階級がイタリアへの留学を通して生み出した、名所や旧跡、祝祭を描いた作品が展示されます。
うーん、確かに美しいとは思うけど…宗教的なモチーフが多いから、ちょっととっつきにくいかな。でも、当時の文化を知る上では、とても貴重な資料になりそうね。
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ゴッホ《ひまわり》、フェルメール、レンブラント…名画61点が日本初公開!ロンドン・ナショナル・ギャラリー展、西洋絵画史を堪能。