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アートフェア2023:アート・バーゼル、アート・バーゼル香港、ウェストバンド・アート&デザインとは?世界の主要アートフェア:アート・バーゼル、アート・バーゼル香港、ウェストバンド・アート&デザイン

アート界の祭典、アート・バーゼル2023が今年も開催!世界最大級の近現代美術フェア、アート・バーゼル(バーゼル)と、アジアのアートシーンを牽引するアート・バーゼル香港を徹底解説。注目のギャラリー、斬新な展示、そしてステートメント部門の個展情報も満載。さらに、中国のアートフェア「ウェストバンド・アート&デザイン」の最新情報も。アート界の未来を垣間見る、必見の一冊です。

アートフェア2023:アート・バーゼル、アート・バーゼル香港、ウェストバンド・アート&デザインとは?世界の主要アートフェア:アート・バーゼル、アート・バーゼル香港、ウェストバンド・アート&デザイン

📘 この記事で分かる事!

💡 アート・バーゼルは、世界最大級の近現代美術のアートフェアです。バーゼルと香港で開催され、世界中のギャラリーが集結します。

💡 アート・バーゼル香港は、アジアのアートシーンを牽引しており、2022年はハイブリッド形式で開催されました。

💡 ウェストバンド・アート&デザインは、中国本土最大級のアートフェアであり、中国のアートシーンを牽引しています。

それでは、まず世界のアートシーンを賑わせる3つの主要アートフェアについて、その概要と特徴を3つのポイントにしぼってご紹介いたします。

アート・バーゼル2023:世界中のギャラリーが集結する現代美術の祭典

アート・バーゼル2023で注目の展示は?

CompanyGallery, Millan, GalerieBeneTaschen

2023年のアート・バーゼルについて、詳細を見ていきましょう。

月開催のアート・バーゼル、その見どころは?カ国ギャラリーによる多様なラインアップを事前リサーチ
月開催のアート・バーゼル、その見どころは?カ国ギャラリーによる多様なラインアップを事前リサーチ

✅ 2023年のアート・バーゼルでは、36の国と地域から285ギャラリーが出展し、そのうち21ギャラリーが初出展となります。

✅ 今年の注目点は、メインの「ギャラリーズ」セクションに加え、「エディション」、「フィーチャー」、「ステートメント」といったセクションが開催されること、そして新たに「キャビネット」セクションが導入されることです。

✅ さらに、毎年好評の「パルクール」セクションでは、2022年のヴェネチア・ビエンナーレのスイス代表であるLatifa Echakhchが、サイトスペシフィックな作品を展示する予定となっています。

さらに読む ⇒(アートニュースジャパン)出典/画像元: https://artnewsjapan.com/article/785

様々なセクションがあり、見どころが多いですね。

特に、Latifa Echakhchのサイトスペシフィックな作品が楽しみです。

2023年6月15日から18日にかけてバーゼルで開催される世界最大規模の近現代美術アートフェア、アート・バーゼル2023。

36の国と地域から284軒のギャラリーが集まり、国際的な現代美術のマーケットを牽引するガゴシアン、デイヴィッド・ツヴィルナー、ハウザー&ワース、ペースなどが名を連ねます

日本からもタカ・イシイギャラリー、タケニナガワ、東京画廊+BTAPなどが参加します。

アートフェアの核となるギャラリーセクションに加え、歴史的観点に焦点を当てたフィーチャー部門、新進アーティストの個展形式が条件のステートメント部門、版画やエディション作品を取り扱うエディション部門、各ギャラリーが独自のテーマで展示を行うキャビネット部門など、様々な部門が設けられています。

今年は、コレット・リュミエールの1977年のパフォーマンスを再構成したインスタレーションを発表するCompanyGallery(ニューヨーク)、アナ・アモリムの1991年のプロジェクトを紹介するMillan(サンパウロ)、写真家ジャメル・シャバズの1980年代の仕事を展示するGalerieBeneTaschen(ケルン)など、注目すべき展示が数多く見られます。

ステートメント部門では、ステラ・チョン(ChapterNY、ニューヨーク)、ゴードン・ホール(HuaInternational、北京、ベルリン)、トリア・アスタフィシュビリ(LCQueisser、トビリシ)、ボノロ・カヴラ(SMACArtGallery、ケープタウンなど)、小島郷史(BridgetDonahue、ニューヨーク)らの個展が予定されています。

メッセプラッツのプロジェクトを担当するラティファ・エシャクシュは、「解体された空間」に焦点を当て、そこに残された希望や可能性を表現する作品を展示します。

アート・バーゼルでは、ギャラリー部門に加え、各美術館も充実したプログラムを準備しており、世界各地から多くの関係者や観客が集まる機会となっています。

わあ、すごく多様性があって面白そう!ラティファ・エシャクシュさんの作品、なんだか魂に響きそうですね!行ってみたいなぁ。

アート・バーゼル香港2022:ハイブリッド形式で開催されたアジアのアートシーン

アート・バーゼル香港2022で注目を集めた作品は?

ヤン・ヴォー、ダン・フレイヴィン、キャサリン・バーンハート、村上隆の作品など

アート・バーゼル香港2022について見ていきましょう。

アート・バーゼル香港&アートセントラルに世界のギャラリーが集結
アート・バーゼル香港&アートセントラルに世界のギャラリーが集結

✅ 香港のアートイベント「アートマンス」は、毎年3月に開催され、世界中のギャラリーが集まる「アート・バーゼル香港」など様々なアートフェアやイベントが開催されます。

✅ 「アート・バーゼル香港」は、現代美術の代表的な見本市の1つで、絵画、彫刻、インスタレーションなど、様々な表現形式の作品が展示されます。

✅ 2023年3月開催では、アンディ・ウォーホル、草間彌生、村上隆など、世界的に有名なアーティストの作品が展示され、アジア/アジアパシフィック地域のギャラリーが多数参加しました。

さらに読む ⇒ファッションブランド・デザイナー情報出典/画像元: https://www.fashion-press.net/news/48696

ハイブリッド形式での開催だったんですね。

オンラインでも楽しめる工夫がされているのは素晴らしいですね。

2022年5月25日から29日まで開催されたアート・バーゼル香港は、28の国と地域から130ギャラリーが出展しました

オミクロン株感染拡大の影響で会期が延期され、オンラインとオフラインを併用したハイブリッド形式での開催となりました。

会場はソーシャルディスタンス確保のため、通常より間隔をあけたレイアウトで、来場者はゆったりとアートを楽しめました。

オンライン・ビューイング・ルームや動画のライブ配信、バーチャルツアーも利用可能で、出展者からは売れ行き好調の声が聞かれました。

本記事では、アート・バーゼル香港2022のベストブース12を紹介しています。

- ホワイトキューブのブースでは、ヤン・ヴォーのインスタレーション《Untitled》(2020)が注目を集めました。

ヴォーは、遺物や宗教的イメージを再構築することで、文化における意味形成を探っています。

- デビッド・ツヴィルナーのブースでは、ダン・フレイヴィンの蛍光灯インスタレーション《untitled(forCharlotteandJimBrooks)1》(1964)と、キャサリン・バーンハートの絵画《CrescentLunge(三日月のポーズ)》と《WarriorII(戦士のポーズ2)》(ともに2021)が対比的に展示されていました。

- ガゴシアンのブースでは、村上隆の大型作品《KoropokkuruintheForest(森のコロポックル)》(2019)と、ゾン・ファンジーの抽象的な絵画《Untitled(無題)》(2022)が展示され、注目を集めました。

その他にも、ペロタンのブースでは、ジョージ・コンドの最新作が、ブルックリン美術館のキュレーター、シャーロット・コットンのキュレーションで展示されました。

ペロタンは、コンドの作品を香港で初めて展示したギャラリーです。

アート・バーゼル香港は、アジアにおける文化交流の重要なプラットフォームであり続けていることを示すイベントとなりました。

オンラインでの開催もされていたんですね。物理的な距離に関わらず、アートに触れられる機会が増えるのは良いことですね。展示されている作品も興味深いですが、オンラインでの売れ行き好調という部分のデータがあると、より信頼性が増すと思います。

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中国最大級アートフェア、ウェストバンドが今年も開催! メガギャラリー集結、入国制限も乗り越え、新たな出会いを創出。大規模プロジェクトやトークプログラムも必見。