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ナショナル・ギャラリー展の見どころは?名画を通して西洋絵画史を巡る旅へ!ロンドン・ナショナル・ギャラリー展:西洋絵画の魅力を堪能

ロンドンのナショナル・ギャラリーは、無料の入場料で、ゴッホやフェルメールなど数千点の名画を堪能できる美術館!時代順に展示された作品群を、効率的なルートで巡ろう。ルネサンス期の巨匠たちの作品から、イギリス王室の至宝まで、歴史的な名作が目白押し。金曜日は夜9時まで開館、事前の情報収集で、充実した美術鑑賞を!

13世紀から15世紀:中世からルネサンスへの移行

この展示室では、どの時代の絵画が見られる?

13世紀からルネサンス

この時代は、中世からルネサンスへの転換期にあたり、興味深い作品が並びますね。

アルノルフィーニ夫婦の肖像》/ヤン・ファン・エイク

公開日:2022/09/23

アルノルフィーニ夫婦の肖像》/ヤン・ファン・エイク

✅ 「アルノルフィーニ夫妻の肖像」は、ヤン・ファン・エイクが描いた、商人ジョヴァンニ・アルノルフィーニと妻の結婚を描いた作品です。

✅ この作品は、左手婚と呼ばれる、身分差のある結婚を示唆している可能性があり、夫が妻の左手を握っていることから、正式な妻ではなく愛人に近い関係だったのではないかと推測されています。

✅ 作品には、凸面鏡に映る人物や、周囲に描かれたキリストの受難など、細かな描写が施されており、油彩技法のグレージングを用いて、透明感のある鮮やかな色彩を実現している点が特徴です。

さらに読む ⇒アートのおかわりいかが?出典/画像元: https://sxsxs.blog/arnolfini-portrait-jan-van-eyck/

「アルノルフィーニ夫妻の肖像」は、当時の結婚観や社会情勢を読み解くヒントが散りばめられていますね。

油彩技術の進化も感じられます。

13世紀から15世紀の展示室には、イギリス王室が所有していた歴史的にも貴重な「Wilton Diptych」や、初期フランドル派の代表作「アルノルフィーニ夫妻像」、パオロ・ウッチェロによる「サン・ロマーノの戦い」など、重要な作品が数多く展示されています。

また、レオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」と「聖アンナと聖母子と幼児聖ヨハネ」、ラファエロの「アンシデイの聖母」など、ルネサンス期の巨匠たちの作品も鑑賞できます。

まるで、映画のワンシーンみたい…その時代に生きた人たちの想いが伝わってくるようです。

16世紀:ルネサンスの華麗なる時代

16世紀の展示室で何が見れますか?

ルネサンス期の傑作

ラファエロの生涯と作品を通して、ルネサンスの華やかさを感じられますね。

ラファエロの代表作とは?聖母子像?ルネサンスを代表する画家
ラファエロの代表作とは?聖母子像?ルネサンスを代表する画家

✅ この記事は、ルネサンス期の巨匠ラファエロ・サンツィオの生涯と代表作を紹介しています。

✅ ラファエロは幼い頃に両親を亡くし、14歳からペルジーノに師事して絵画を学びました。

✅ その後、フィレンツェに移り、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロの影響を受けながら独自の画風を確立し、数多くの傑作を生み出しました。

さらに読む ⇒画家佐藤功出典/画像元: https://isaosato.net/raffaello/

ミケランジェロの未完の作品やラファエロの肖像画は、ルネサンス芸術の奥深さを物語っていますね。

当時の社会背景も知る事ができます。

16世紀の展示室では、ミケランジェロの未完の「聖母子像と聖ヨハネ」と「キリストをお墓に入れる様子」、ラファエロによる「ユリウス2世の肖像」など、ルネサンス期の芸術を代表する作品を見ることができます。

これらの作品は、当時の社会や文化を反映しており、美術史を知る上で重要な役割を果たしています。

やっぱり、絵ってすごい!魂が宿ってるみたい!

充実した鑑賞体験:情報収集と注意点

ナショナル・ギャラリー、効率的な鑑賞方法は?

事前に作品と展示室をチェック

素晴らしい展示をより楽しむための、情報が盛りだくさんですね。

ロンドン】ナショナルギャラリーを%楽しむコツ〜必見絵画・所要時間・回り方・お土産・レストラン・カフェ
ロンドン】ナショナルギャラリーを%楽しむコツ〜必見絵画・所要時間・回り方・お土産・レストラン・カフェ

✅ ロンドン・ナショナルギャラリーは、イギリス初の国立美術館で、ヨーロッパ絵画の名作を2,300点以上所蔵しています。

✅ 入場料は無料ですが、10ポンドの寄付が推奨されています。

✅ 館内には2つのクロークルームがあり、コートやバッグ(45cm×25cm×25cm以内)を2ポンドで預けられます。

さらに読む ⇒ロコタビ世界とつながってあなたの「したい」がかなう出典/画像元: https://locotabi.jp/london/guide/tp-sp-tourism_national-gallery

事前に見たい作品を調べておけば、効率よく回れますね。

写真撮影のルールや、手荷物の制限など、注意点もきちんと確認しておきましょう。

ナショナル・ギャラリーは、金曜日は夜9時まで開館しているので、時間がない方にもおすすめです。

館内は非常に広く、展示作品も多いので、事前に見たい作品と展示ルームをチェックしておくと効率的に回れます。

無料の館内マップ(英語)が公式ウェブサイトからダウンロードできます。

日本語のフロアガイドマップはインフォメーションで2ポンドで購入できます。

音声ガイドは5ポンドで利用できます(英語、イタリア語、フランス語対応)。

写真撮影は可能ですが、フラッシュ撮影と三脚の使用は禁止されています。

40×25×25cm以上の荷物の持ち込みはできません。

スーツケースなどの大きな荷物は預かってもらえません。

きちんとルールを守って、鑑賞を楽しみたいです

今回の記事では、ナショナル・ギャラリー展の見どころを、作品解説と共にご紹介しました。

とても奥深い展示でした。

🚩 結論!

💡 西洋絵画史を代表する作品を多数展示し、見どころ満載。

💡 効率的な鑑賞ルートや、作品解説も充実。

💡 展示の注意点なども事前にチェックして、最高の鑑賞体験を!