悪魔祓い事件：歴史、実話、映画を通して見えるものは？エクソシスト、悪魔憑き、ルダン、セントルイス、アンネリーゼ...

それでは、悪魔祓いをテーマにした様々な事件や出来事を通して、その深層に迫っていきましょう。

まず初めに、悪魔祓いについて簡単にまとめていきます。

ルダンの悪魔憑き：歴史に名を刻む集団悪魔憑き事件

悪魔祓いと一口に言っても、その背景や状況は様々です。

まずは、有名な悪魔憑き事件について見ていきましょう。

実話】悪魔憑き・悪魔祓い事件選

✅ 記事は、悪魔祓いの儀式について、セントルイスの悪魔祓い事件とルダンの悪魔憑き事件を紹介しています。

✅ セントルイスの悪魔祓い事件は、1949年に起こった少年ロビー・ドウの憑依事件で、悪魔祓い師の日記をもとに映画「エクソシスト」が制作されました。

✅ ルダンの悪魔憑き事件は、1630年から1634年にかけて起こった、ウルスラ修道会修道女の集団悪魔憑き事件で、史上最も有名な集団悪魔憑きとされています。

さらに読む ⇒雑学ミステリー出典/画像元: https://zatsugaku-mystery.com/devil-ugly-true-story/

セントルイスの悪魔祓い事件は、映画『エクソシスト』のモデルとなったことで有名です。

ルダンの悪魔憑き事件は、集団での憑依という点で特異です。

1630年から1634年にかけて、フランスのルダンで起きた、ウルスラ修道会修道女の集団悪魔憑き事件「ルダンの悪魔憑き」は、歴史的に有名な悪魔憑き事件として知られています。

27人の修道女が悪魔に憑りつかれたとされ、悪魔による攻撃や苦痛を訴え、異様な行動をとるようになったと言われています。

この事件は、一人の神父が原因とされ、書籍や映画にもなっています。

悪魔に取り憑かれるなんて、まるで映画の世界みたいですね！でも、実際にあったことなんですよね…なんだか恐ろしくも、興味をそそられます。

セントルイスの悪魔祓い：少年ロビーの苦悩と奇跡

映画『エクソシスト』のモデルとなったロナルド・エドウィン・ハンケラー氏のケースは、悪魔憑きの現象が具体的にどのようなものだったのかを知る上で貴重な事例と言えるでしょう。

映画エクソシストのモデルとなった人物に実際何が起きたのか？

公開日:2022/07/31

✅ 記事は、映画「エクソシスト」の悪魔憑き少年のモデルとなった人物が、NASAのエンジニアだったロナルド・エドウィン・ハンケラー氏であったことを明らかにし、彼の生前の体験と悪魔祓いを受けた経緯を紹介します。

✅ ハンケラー氏の悪魔憑き現象は、14歳の時に始まり、家具が動く、壁が叩かれるなどのポルターガイスト現象や、霊的な体験など、映画「エクソシスト」のストーリーと酷似しており、映画の原作者であるウィリアム・ピーター・ブラッティ氏が、ハンケラー氏の悪魔祓いの話を元にして「エクソシスト」を執筆したと考えられます。

✅ 記事は、ハンケラー氏が悪魔祓いを受けたことを生涯秘密にしていたこと、映画「エクソシスト」のモデルであることを恐れていたこと、そして、彼の死後にその真実が明らかになった経緯を詳しく解説しています。

さらに読む ⇒ѥ出典/画像元: https://karapaia.com/archives/52314632.html

映画のモデルとなった方が、実際に悪魔祓いを受けていたと知ると、映画の見方も変わってきますね。

フィクションの世界だと思っていたものが、現実に基づいていると。

1949年にアメリカ・セントルイスで起きた、13歳の少年ロビー・ドウ(仮名)の悪魔憑き事件は、悪魔祓いの実例として知られています。

ロビーの家では、天井や壁を引っかくような異音や、皿や家具が勝手に移動するなどの怪奇現象が起こりました。

ロビー自身も激しくゆすぶられる、寝具を引きはがされるなどの危害を受けていました。

ルター派の聖職者による悪魔祓いは効果がなく、ロビーは精神病院に入れられます。

しかし、そこで彼は激しく暴れ、「セントルイスに行け」というメッセージが腕に血のような赤い文字で浮かび上がったと言われています。

セントルイスの親戚の家で、イエズス会士や大司教による悪魔祓いが行われましたが、ロビーの症状は悪化するばかりでした。

最終的に、アレクシアン・ブラザーズ病院で、神父による悪魔祓いが行われ、ロビーが鋭い剣を持った天使が悪霊を立ち去らせる夢を見たことをきっかけに、すべての怪奇現象が消え、悪魔祓いは成功となりました。

悪魔に取り憑かれたという現象は、科学的に説明できない部分も多いですよね。ポルターガイスト現象なども、何か別の要因があるのではないかと考えてしまいます。