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アート・バーゼル2024とは?:世界最大のアートフェアの魅力とは?アート・バーゼル2024:最新情報と見どころ

アート界の最前線、スイス・バーゼルへ! 6月10日から開催される『アート・バーゼル』は、世界40カ国から集結したギャラリーが、287もの刺激的な作品を展示。新ディレクターのもと、ジャン・ティンゲリーら巨匠から、サンドラ・ポウルソンら新進気鋭まで、幅広い才能を紹介。日本からは5つのギャラリーが出展し、瑛九の作品も。街全体がアートになる、特別な1週間を見逃すな!

アート・バーゼル2024とは?:世界最大のアートフェアの魅力とは?アート・バーゼル2024:最新情報と見どころ

📘 この記事で分かる事!

💡 世界40カ国から287のギャラリーが集結。20世紀のアートから、新進気鋭のアーティストまで、幅広い作品に出会える。

💡 新セクション「Premiere」が登場。過去5年以内の作品を展示し、新たな才能の発掘にも力を入れている。

💡 ジャン・ティンゲリーなど、過去の巨匠たちの作品も展示。過去と現在をつなぐ芸術に触れることができる。

それでは、アート・バーゼル2024の概要から、見どころ、そして過去の受賞作品など、詳しくご紹介していきましょう。

アート・バーゼル2024:世界中のギャラリーが集結

アート・バーゼル2024で注目すべきは?

新ディレクター就任

アートの祭典、アート・バーゼル。

世界中から才能が集まる、アートの最前線をご紹介。

動く彫刻」の先駆けジャン・ティンゲリー作品にあふれる遊び心

公開日:2024/12/24

動く彫刻」の先駆けジャン・ティンゲリー作品にあふれる遊び心

✅ チューリヒ美術館でニキ・ド・サンファルの作品をたたえる大回顧展が開催されている。

✅ 展覧会は1月15日まで開催され、ニキ・ド・サンファルの芸術のスケールの大きさを体感できる。

✅ 美術館のスペースでは収まりきらないほどのスケールの大きさを持つ作品が展示されている。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.swissinfo.ch/jpn/%E6%96%87%E5%8C%96/%E3%80%8C%E5%8B%95%E3%81%8F%E5%BD%AB%E5%88%BB%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%85%88%E9%A7%86%E3%81%91%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%80%80%E4%BD%9C%E5%93%81%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%B5%E3%82%8C%E3%82%8B%E9%81%8A%E3%81%B3%E5%BF%83/88633591

ニキ・ド・サンファルの大規模な回顧展は、その圧倒的なスケールに驚かされますね。

アート・バーゼルへの期待も高まります。

2024年6月10日から16日(プレビューは10・11日)にスイス・バーゼルで開催されるアートフェア『アート・バーゼル』には、世界40カ国から287のギャラリーが出展し、そのうち22ギャラリーが初出展となります

今年は新フェアディレクター、マイケ・クルーゼの指揮のもと開催されます。

メインセクションの『ギャラリーズ』には245ギャラリーが出展し、日本からはタカ・イシイギャラリー、タケニナガワ、東京画廊B+TAP、ブラム、ペロタンが出展します。

20世紀のアーティストに焦点を当てた企画展を行う『フィーチャー』セクションでは、スイスの現代アーティスト、ジャン・ティンゲリーや中国のアーティスト宋怀桂と夫であるブルガリアのタペストリーアーティスト、マリン・ヴァルバノフの作品が展示されます。

日本からはTheThirdGalleryAyaが参加し、画家、瑛九を紹介する予定です。

将来性のある作家を個展形式で紹介する『ステートメント』セクションでは、アンゴラのサンドラ・ポウルソン、アルゼンチンのラ・チョーラ・ポブレテ、香港のティファニー・シアなどのアーティストの作品が展示されます。

同セクションに出品したアーティストの中から最大2名を選ぶ、第25回バロワーズ・アートアワードも開催されます。

バーゼルの街を展示スペースにする『パルクール』セクションでは、クララストラスにある店舗やライン川沿いにあるホテル・メリアンを会場に、アートイベントが開催されます。

期間中は、バイエラー財団、バーゼル美術館、クンストハウス・バーゼランド、ティンゲリー美術館、ヴィトラ・シャウデポットなど市内各所でアートイベントが開催されます。

アート・バーゼル、なんだかワクワクしますね! 魂を揺さぶるような作品に出会える気がします。今年は絶対に行きたいな!

アート・バーゼル2024:新セクション登場、新たな才能を発掘

アート・バーゼルで注目すべき新セクターは?

「Premiere」セクター

バロワーズ賞受賞作は、フランクフルト近代美術館とルクセンブルク・ジャン大公現代美術館に寄贈されるのですね。

第回バロワーズ賞

公開日:2024/06/12

第回バロワーズ賞

✅ 2023年のアートバーゼルにて、スカイ・ホピンカとシン・ワイ・キンが「バロワーズ賞」を受賞しました。

✅ ホピンカは先住民の文化や経験を題材にした映像作品で、シン・ワイ・キンは日常にフィクションを持ち込むパフォーマンスや映像などを制作しています。

✅ 両氏には賞金3万スイスフランが授与され、バロワーズ・グループが作品を購入し、フランクフルト近代美術館とルクセンブルク・ジャン大公現代美術館に寄贈されます。

さらに読む ⇒(アートイット)出典/画像元: https://www.art-it.asia/top/admin_ed_news/237140/

若手アーティストの才能が世界へ羽ばたくチャンスがあるのは素晴らしいですね。

新しいアートの可能性を感じます。

2024年6月19日から22日にかけて開催されるアートフェア『アート・バーゼル』では、42ヶ国から291のギャラリーが出展し、18のギャラリーが初参加となります。

日本からは、タカ・イシイギャラリーなど4つのギャラリーが再び参加するほか、KAYOKOYUKIとKOSAKUKANECHIKAがそれぞれ『Statements』セクターと新設された『Premiere』セクターに初出展します。

新進気鋭のアーティストによる18の個展が行われる『Statements』セクターでは、最高2名にバロワーズ賞が贈られ、選出されたアーティストの作品はヨーロッパの主要美術館に寄贈されます

新設された『Premiere』セクターでは、過去5年以内に制作された作品を最大3人のアーティストによって展示し、10のギャラリーが参加します。

新たな才能や革新的な声を発見するためのユニークな機会を提供します。

バロワーズ賞って、どんな基準で選ばれるんだろう? 作品の革新性とか、社会への影響力とか、そういうのが大事なのかな?

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20世紀アートにフォーカス!ジャン・ティンゲリー、宋怀桂&マリン・ヴァルバノフらの作品が登場。日本からは瑛九の作品をTheThirdGalleryAyaが紹介。