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アート展覧会、今行くべきはどこ?注目の展覧会を徹底解説!2024年夏、見逃せないアート展覧会情報

6月はアート三昧!リヒター大規模個展、クリスト&ジャンヌ=クロード展、タムラサトル個展、名和晃平のセルをテーマにした作品群など、刺激的な展覧会が目白押し。シャネルの世界観を堪能できるファッション展も。多様な表現を通して、新たな視点と感動があなたを待っています!

アート展覧会、今行くべきはどこ?注目の展覧会を徹底解説!2024年夏、見逃せないアート展覧会情報

📘 この記事で分かる事!

💡 巨匠リヒターの大規模個展は、初期から最近作までを網羅し、10月まで開催されます。東京国立近代美術館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

💡 名和晃平の個展では、「PixCell」シリーズや生命をテーマにした作品が登場。十和田市現代美術館で、その世界観を体感できます。

💡 シャネルのクリエーションに焦点を当てた展覧会が三菱一号館美術館で開催。ファッション史に残るシャネルの世界をご堪能ください。

それでは、アートの世界へご案内いたします。

まずは、今話題の展覧会の概要を3つのポイントに絞ってご紹介しましょう。

巨匠たちの競演:6月開幕の注目展覧会

6月、アート好き必見!巨匠リヒターの個展、どこで開催?

東京国立近代美術館で!

まず最初にご紹介するのは、東京国立近代美術館で開催中のゲルハルト・リヒターの大規模個展です。

60年にわたる画業を、約110点の作品を通して振り返ることができます。

現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター。東京の美術館では初となる大規模個展を 東京国立近代美術館で開催中! – Visit Chiyoda

公開日:2022/07/14

現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター。東京の美術館では初となる大規模個展を 東京国立近代美術館で開催中! – Visit Chiyoda

✅ 東京国立近代美術館(MOMAT)で開催中のゲルハルト・リヒターの大規模個展は、60年にわたる彼の多様な作品を通じて魅力を伝えるもので、日本初公開の作品も含まれています。

✅ 展示は、大型作品が多く、順路が決まっていないため、シリーズを行き来しながら新たな視点で作品を鑑賞できます。特に、近年の最重要作品である《ビルケナウ》は必見です。

✅ 展覧会限定のグッズが販売されているショップもあり、公式図録も購入可能です。10月までの開催なので、今も現役で活躍するリヒターの画業をぜひ体感してください。

さらに読む ⇒Visit Chiyoda出典/画像元: https://visit-chiyoda.com/ja/gerhard-richter-momat/

リヒターの作品は、その多様性と深さに圧倒されますね。

特に《ビルケナウ》は、ぜひ間近で見ていただきたい作品です。

グッズも気になります。

6月には見逃せない展覧会が目白押しです。

アート界の巨匠、ゲルハルト・リヒターの16年ぶりとなる大規模個展が東京国立近代美術館で開催されます。

初期作から最近作まで約110点を通して、60年にわたる画業を振り返ることができます

また、21_21 DESIGN SIGHTでは、パリの凱旋門を包むプロジェクトを実現させたクリストとジャンヌ=クロードの展覧会が開催され、その構想から実現までの過程を新たな体験として提示します。

さらに、国立新美術館では、約12mの巨大な《まわるワニ》を中心とした大型インスタレーションを展開するタムラサトルの個展も開催されます。

これらの展覧会は、多様な表現形式を通じて、私たちに新たな視点を与えてくれるでしょう。

リヒター展、すごく興味あります!アートって、魂を揺さぶられる感覚があるじゃないですか。きっと、何か新しいインスピレーションが湧いてきそう!

セル(細胞・粒)をコンセプトとした名和晃平の世界

名和晃平個展、何が見どころ?セルをコンセプトに?

多様な作品、テクノロジーと生態系への問い。

続いては、十和田市現代美術館で開催される名和晃平の個展です。

彼の代表作「PixCell-Deer52」をはじめ、細胞をテーマにした多様な作品が展示されています。

名和晃平が十和田市現代美術館で語る、生命を彫刻に表現すること

公開日:2022/07/06

名和晃平が十和田市現代美術館で語る、生命を彫刻に表現すること

✅ 十和田市現代美術館で名和晃平の個展『生成する表皮』展が開催され、寄託制度を活用して名和の代表作「PixCell-Deer52」を含む多様な作品が展示されている。

✅ 「PixCell」シリーズは、細胞(セル)という単位を彫刻的に展開するもので、鹿の剥製をレンズで覆い、映像的に分割した表現が特徴。生命と情報をテーマに、情報化社会における生命の彫刻的表現を模索している。

✅ 個展では、水槽内で泡が生まれ消えるインスタレーション作品「Biomatrix (W)」も展示され、生命の根源的な体験を視覚的に表現。作品は、細胞の代謝と更新をイメージし、彫刻を通して生命の始まりと終わりを探求している。

さらに読む ⇒Pen Online出典/画像元: https://www.pen-online.jp/article/010924.html

名和晃平さんの作品は、生命の神秘やテクノロジーとの融合を感じさせますね。

特に《Biomatrix (W)》は、生命の循環を表現しているのが印象的です。

彫刻家、名和晃平の個展も注目です。

十和田市現代美術館では、大学院時代のドローイングシリーズ「Esquisse」から代表作「PixCell」、新作「WhiteCode」まで、セル(細胞・粒)をコンセプトとした多様な作品が展示されます。

テクノロジーと生態系の変化の中で、知覚と情報の相互作用を探求する彫刻作品群「Sentient」では、過去20年間のミクストメディア実践に基づき、人工素材、デジタルデータ、ファウンド・オブジェを組み合わせ、オブジェの存在論に新たな問いを投げかけます。

《MeatinaCell》のような作品は有機物と人工素材の相互作用を示し、《TravellersTree》や《Cockscomb》は有機物を凍結したような表現で異質性を強調します。

《CellsintheGrotto》は、多種多様な要素をカプセル化し、地球環境の危機と複雑な生態系を暗示します。

細胞とか、生命とか……抽象的すぎて、ちょっと理解が追いつかないかも。科学的な根拠とか、もう少し具体的な説明があると嬉しいな。

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シャネルの世界へ!三菱一号館美術館で、クリエーションの魅力を体感。明治神宮の芸術祝祭も振り返り、多様なアートに触れる特別な体験を。