運慶の仏像展とは? 鎌倉時代の祈りの空間を体感できる特別展とは?運慶仏、北円堂、東京国立博物館で特別な空間を体験
運慶とその一門の魂が宿る仏像、圧巻の74点が集結!デビュー作「大日如来坐像」から、晩年の傑作「弥勒如来坐像」まで、躍動感あふれる仏像群が、鎌倉時代の祈りの空間へ誘います。360度鑑賞や内部映像公開など、見どころ満載。60年ぶりに寺外公開される弥勒如来坐像と、北円堂を再現した空間構成は必見。東京国立博物館で、運慶ワールドをご堪能あれ!(2025年9月9日~11月30日)
💡 運慶作の国宝仏が多数展示され、鎌倉時代の仏像美術を堪能できます。
💡 東京国立博物館で、北円堂の空間を再現した展示構成が見どころです。
💡 約60年ぶりに寺外公開される弥勒如来坐像など、貴重な仏像を鑑賞できます。
それでは、本展覧会の魅力と、運慶が作り上げた仏像の世界観を、3つのポイントに分けてご紹介いたします。
運慶とその時代
運慶展、見どころは?躍動感あふれる仏像、必見!
国宝「大日如来坐像」含む74点、360度鑑賞も!
まずはじめに、展覧会の概要についてご説明いたします。
東京国立博物館で開催される特別展「運慶 祈りの空間—興福寺北円堂」は、運慶とその一門の作品を集めた大規模な展覧会です。
公開日:2025/09/10

✅ 東京国立博物館で開催中の特別展「運慶 祈りの空間—興福寺北円堂」では、運慶作の弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像、四天王立像の計7体の国宝仏を一堂に展示し、鎌倉時代に復興された興福寺北円堂の空間を再現しています。
✅ 本展では、約60年ぶりに寺外公開となる弥勒如来坐像をはじめ、運慶の代表作である玉眼が施された無著・世親菩薩立像、激しい動勢が特徴の四天王立像など、運慶の円熟期を代表する仏像群を鑑賞できます。
✅ 会場は北円堂の八角須弥壇とほぼ同寸に作られ、仏像の配置も工夫されています。 展覧会広報大使の高橋一生さんが音声ガイドを務め、運慶が作り上げた特別な空間を体験できます。
さらに読む ⇒美術展ナビ出典/画像元: https://artexhibition.jp/topics/news/20250910-AEJ2734576/運慶の代表作である玉眼が施された無著・世親菩薩立像、激しい動勢が特徴の四天王立像など、見どころが多いですね。
高橋一生さんの音声ガイドも、展覧会をより深く楽しむための良いアクセントになりそうです。
12世紀から13世紀にかけて活躍した仏師・運慶の作品を集めた大規模な展覧会が、東京国立博物館で開催されます。
運慶のデビュー作とされる国宝「大日如来坐像」をはじめ、父・康慶、息子・湛慶と康弁の作品を含む総点数74点の仏像が展示され、運慶とその一門が、写実的で躍動感あふれる新しい造形表現を生み出した激動の時代を体感できます。
会場では360度鑑賞やX線CTスキャン調査による仏像内部の映像公開など、見どころが満載です。
素晴らしいですね! 運慶という仏師の方の作品に、そんなに貴重なものがあるんですね! 仏像の持つスピリチュアルなパワーを感じたい!と、ワクワクしてきました!
北円堂の再現
約60年ぶり!弥勒如来坐像、どこで開催?
東京国立博物館で、2025年9月9日から!
次に、展覧会の目玉となる「北円堂の再現」についてご説明いたします。
2025年9月9日より東京国立博物館で開催される本展では、鎌倉時代の北円堂が復元され、運慶作の国宝仏が展示されます。
公開日:2025/08/13

✅ 2025年9月9日より東京国立博物館で『運慶 祈りの空間―興福寺北円堂』が開催され、鎌倉時代の北円堂を復元し、運慶作の国宝である弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像など7躯の国宝仏を展示する。
✅ 本展は、興福寺北円堂の再建時に運慶とその一門が手掛けた仏像を展示し、約60年ぶりに寺外で公開される弥勒如来坐像を中心に、当時の空間を再現する。
✅ 展示される仏像は、運慶晩年の傑作であり、日本の彫刻史における最高傑作とも言われる無著・世親菩薩立像など、鎌倉時代の仏像美術を堪能できる貴重な機会となる。
さらに読む ⇒ぴあエンタメ情報出典/画像元: https://lp.p.pia.jp/article/news/435207/index.html?detail=true北円堂の空間を再現した展示が、どのように表現されるのか楽しみですね。
約60年ぶりに寺外公開される弥勒如来坐像も、ぜひ拝見したいです。
鎌倉時代の仏像美術を堪能できる貴重な機会ですね。
2025年9月9日から11月30日まで、東京国立博物館本館特別5室にて、興福寺北円堂の本尊である国宝・弥勒如来坐像が約60年ぶりに寺外公開される特別展が開催されます。
本展は、運慶晩年の傑作である弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像といった名高い仏像群を通して、鎌倉時代の祈りの空間を体感できる貴重な機会となります。
金・土曜日と一部の日には開館時間が延長され、東博コレクション展も観覧可能です。
ふむ、北円堂の再現ですか。展示空間の工夫は興味深いですが、あくまで『再現』ですよね? 実際の北円堂の持つ、歴史的・宗教的な意味合いをどこまで感じられるのか、少し懐疑的です。
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運慶作!興福寺北円堂を再現。四天王立像と弥勒像、鎌倉時代の祈りの空間を体感!貴重な仏像群を間近で。上野で運慶ワールドへ!