上村松園の美人画、その魅力とは?生誕150年記念展の見どころを紹介!上村松園の美人画の世界:生誕150年記念、展覧会の全貌
気品あふれる美人画で日本美術史に名を刻んだ上村松園。生誕150年を記念し、その画業を称える展覧会が開催! 浮世絵の影響を受けつつも、独自の美意識で女性の内面を描き出した松園の作品群。《焔》や《母子》など、代表作を通して、時代を超えて人々を魅了するその芸術を堪能しよう。同時代の女性画家たちの作品も紹介し、美人画の多様な世界へ誘います。
回顧展の構成と多面的な表現
松園の画業を彩る4つのテーマとは?
視点に着目した、四季、古典、多様な画風。
生誕150年記念の大回顧展では、松園の60年の画業を、制作上の「視点」に着目した4つのテーマで構成されています。
初期から晩年までの100件以上の作品を通して、松園の画業と人生を振り返ることができます。
公開日:2025/02/24

✅ 上村松園の生誕150年を記念した展覧会であり、初期から晩年までの100件以上の作品を通して、彼女の画業と人生を振り返る。
✅ 重要文化財《母子》や《序の舞》をはじめとする名品が多数展示され、下絵や素描も紹介、様々な角度から松園の芸術に触れることができる。
✅ 彼女が着目した日本文化の美が凝縮された作品を通して、女性の一生や四季折々の女性の姿、あるいは失われつつある文化や暮らしを感じることができる。
さらに読む ⇒dメニューニュース|NTTドコモ(docomo)のポータルサイト出典/画像元: https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/irohani/trend/irohani-31220様々なテーマで構成された展覧会は、松園の多面的な魅力を伝えてくれますね。
古典作品からの影響や、スランプを乗り越えた作品など、彼女の新たな一面を発見できるのが楽しみです。
大阪中之島美術館で開催される生誕150年記念の大回顧展では、松園の60年の画業を、制作上の「視点」に着目した4つのテーマで構成されています。
第2章では、四季折々の女性を描いた作品が紹介され、《三美人之図》や《花のにぎわい》など、浮世絵の影響を受けつつも、独自の構図や表現で季節感を表した作品が並びます。
第3章では、古典作品をテーマにした作品を展示。
清少納言を描いた《清少納言》や、能楽から着想を得た《草紙洗小町》など、スランプを乗り越え、内面の強さを表現する松園の新たな側面を見ることができます。
また、《楊貴妃》は、松園が得意とする透けた表現が用いられています。
特集展示では、美人画以外の作品も紹介し、四条派の画家から学んだ多様な画風が明らかになります。
人生の転機を迎えている私にとって、松園さんの作品は大きなヒントになりそうです。女性の生き方や、内面の強さを表現した作品からは、たくさんのインスピレーションをもらえそうですね。
古典、風俗、そして時代への眼差し
松園が描いた理想の女性像とは?
息子の妻をモデルにした『序の舞』。
上村松園の作品は、男性的な視点からの消費的な側面とは異なり、女性の内面性や理想を表現しています。
能楽などの古典文化からも影響を受け、独自の解釈を加えた作品も制作しました。
戦時下の女性たちの姿を描いた作品からは、時代を生き抜く強さを感じます。
公開日:2021/09/11

✅ 上村松園展を観に行った筆者は、会期終了間近に気づき、急遽京都へ向かった。前期・後期と展示内容が異なり、全貌を観るには2度の訪問が必要だが、日程の都合で後期展示のみを鑑賞することになった。
✅ 上村松園の美人画は、男性的な視点からの消費的側面とは異なり、女性の内面性や理想を表現している。筆者は、他の美人画と異なり、松園の作品には「エロさ」がないと感じており、その点が男性コレクターである福富太郎が魅力を感じなかった理由と推測している。
✅ 展示作品には、少女時代の作品である『四季美人図』や、三姉妹を描いた『姉妹之図』などがあり、松園の画業を初期から晩年まで垣間見ることができる。特に『四季美人図』は、天才少女と話題になった作品であり、その若々しい表現が特徴的である。
さらに読む ⇒トムジィの日常雑記出典/画像元: https://tomzt.hatenablog.com/entry/2021/09/11/223000《序の舞》や、《月影》など、女性の日常や感情を繊細に表現した作品は、本当に素晴らしいですね。
時代を超えて、人々の心に響く作品ばかりだと感じました。
松園は、能楽などの古典文化からも影響を受け、独自の解釈を加えた作品も制作しました。
「序の舞(1936年)」では、息子の妻をモデルに、松園が追い求めた理想の女性像を描いています。
また、明治初期の風俗を描いた《鼓の音》など、失われていく文化への眼差しが感じられる作品も多く、《長夜》や《月影》、《舞仕度》といった作品からは、女性の日常や感情が繊細に表現されています。
《月蝕の宵》では、手鏡に月蝕を映す女性と子どもたちの様子を描き、周囲で見守る女性の優しさを表現。
モデルは歌人の九条武子とされ、松園から日本画の手解きを受けていたようです。
さらに、戦時下の働く女性への視点が込められた《夕暮》や、《晩秋》からは、時代を生きる女性たちの強さが感じられます。
松園さんの作品には、女性の内面の美しさだけでなく、スピリチュアルなメッセージも込められているように感じます。彼女の作品から、心の繋がりや、目に見えない世界の力を感じることができそうです。
生誕150年記念展の開催と美人画の軌跡
松園の美人画、その魅力を凝縮!どんな画家たちの作品が見れる?
清方、蕉園、劉生ら、多様な画家たちの作品。
2025年に生誕150年を迎える上村松園の代表作をはじめ、近代美人画の軌跡を辿る企画展が開催されます。
他の画家たちの作品も紹介し、美人画の多様性と進化を体感できる貴重な機会です。

✅ 2025年に生誕150年を迎える女性日本画家・上村松園の代表作をはじめ、近代日本画壇における美人画の軌跡を辿る企画展が開催される。
✅ 第2章では、松園と並び、東京や大阪で活躍した鏑木清方とその弟子たちの作品、そして同時代の画家たちの作品を紹介。
✅ 第3章では、明治・大正・昭和にかけて活躍した洋画家による女性像を紹介し、福田美術館にて2025年10月11日から2026年1月18日まで開催される。
さらに読む ⇒ファッションブランド・デザイナー情報 - Fashion Press出典/画像元: https://www.fashion-press.net/news/135224様々な画家たちの作品を通して、美人画の奥深さを知ることができそうですね。
「西の松園、東の清方」という言葉も印象的です。
展覧会を通して、日本の美術史における美人画の重要性を再認識できそうです。
福田美術館で開催中の「上村松園と美人画の軌跡」では、江戸時代初期の「寛文美人図」から始まり、浮世絵師たちの肉筆浮世絵、そして公募展への出品を通して発展した近代美人画の隆盛を紹介しています。
そこには、松園に続く池田蕉園、島成園、伊藤小坡といった画家たちの作品、そして東京で活躍した鏑木清方をフューチャーし、東京の粋や艶を表現した美人画が解説されています。
さらに、岸田劉生、岡田三郎助、小磯良平、東郷青児ら、明治・大正・昭和を代表する洋画家たちの作品も展示され、美人画の多様性と進化を体感できます。
山種美術館の特別展では、松園と同時代、あるいは2025年に生誕の周年を迎える小倉遊亀(130年)、片岡球子(120年)など、女性を描いた作品も紹介され、「西の松園、東の清方」の作品が並び立つ貴重な機会となります。
これらの展覧会を通して、上村松園の芸術と、美人画というジャンルの奥深さを改めて感じることができます。
美人画の多様性と進化を知ることで、改めて美術に対する興味が湧いてきました。科学的な根拠に基づいた評論と、様々な視点からの解説を期待しています。
上村松園の生誕150年を記念した展覧会は、彼女の画業を多角的に知る絶好の機会です。
ぜひ、足を運んで、松園の美人画の世界を堪能してください。
💡 上村松園の生い立ちと画業、そして女性画家としての道。
💡 代表作から読み解く、女性の美しさや内面表現。
💡 生誕150年記念展で、美人画の世界を堪能。