須田悦弘と杉本博司の世界：木彫と写真が織りなす、場所（Space）をテーマにした個展とは？須田悦弘・杉本博司のコラボレーションと個展情報
木彫で魅せる、須田悦弘の世界。銀座と白金、そして渋谷と金沢文庫で開催される3つの展覧会を巡り、その才能を堪能しよう。本物と見紛う植物、古美術の補作、杉本博司氏とのコラボ作品など、須田悦弘の多様な表現に触れる、またとない機会。繊細な木彫と建築空間の融合、そして春日信仰をテーマにした特別展にも注目！
神奈川県立金沢文庫で開催中の特別展「春日神霊の旅」
春日信仰と芸術、どんな関係？
杉本博司が収集した古美術品が展示
神奈川県立金沢文庫で開催中の「春日神霊の旅」は、杉本博司氏が収集した神道美術に触れる貴重な機会です。
✅ 本展は、神奈川県立金沢文庫と小田原文化財団が共催し、東国と深い関係を持つ春日信仰を紹介する展覧会です。
✅ 春日信仰に関する貴重な史料や作品が多数展示されており、春日社や関連する寺院の宝物、称名寺・金沢文庫、小田原文化財団の所蔵品などが紹介されます。
✅ 特に、杉本博司氏の収集品である春日信仰を中心とする神道美術作品が注目され、現代美術と伝統的な美術作品が融合した展覧会となっています。
さらに読む ⇒雑感ノート 出典/画像元: https://totemokimagure.cocolog-nifty.com/zakkan/2022/03/post-55c06b.html杉本博司氏と須田悦弘氏の作品が、春日信仰をテーマにどのように表現されているのか、非常に興味深いですね。
展示の構成や、展示室の雰囲気も気になります。
神奈川県立金沢文庫で開催中の「春日神霊の旅ー杉本博司常陸から大和へ」展は、杉本博司と須田悦弘の作品を中心に、春日信仰をテーマにした特別展です。
杉本博司は、春日信仰に関連する古美術品を数多く収集しており、本展では貴重な所蔵品を杉本氏らしい構成で展示しています。
須田悦弘の作品は、木彫の「昼顔」や、室町時代と鎌倉時代の春日神鹿像への補作など、杉本氏とのコラボレーション作品も見どころです。
展覧会は前期と後期で展示内容が一部変更されます。
後期には、威徳寺観音堂所蔵の十一面観音立像と菩薩立像が追加展示されます。
会場内は撮影禁止で、事前予約制となっています。
予約は電話でも可能ですが、Webサイトが分かりにくい点は注意が必要です。
展示室は照明が暗く、キャプションの文字が小さいので眼精疲労に注意が必要です。
展覧会を見た後は、金沢文庫トンネルを抜けて称名寺と阿字ヶ池を散策するのもおすすめです。
人生の転機を迎えている私にとって、神道美術に触れることは、何か新しい気づきを与えてくれそうですね。展示を通して、自分の心と向き合ってみたいです。
杉本博司氏キュレーションによる神道美術展「春日神霊の旅」
杉本博司氏がキュレーションした「春日神霊の旅」展、どんな魅力がある？
神道美術と現代美術の融合
杉本博司氏がキュレーションする神道美術展は、春日大社の宝物を中心に、歴史と現代アートが融合した空間です。
公開日:2022/02/16
✅ 小田原文化財団と神奈川県立金沢文庫の共催で、「春日神霊の旅 ―杉本博司 常陸から大和へ」展が開催され、鎌倉時代以降、東国仏教の拠点となった称名寺・金沢文庫と、小田原文化財団が所有する文化財や工芸品などから、東国とゆかりのある春日大社への信仰を紹介する。
✅ 本展では、歴史的な古美術と杉本博司のアート作品との取り合わせが実現し、現代美術と歴史文化の融合を楽しめる。
✅ 2022年3月には、小田原文化財団江之浦測候所に春日社が建立され、杉本博司が収集した春日信仰に関連する神道美術が展示される予定である。
さらに読む ⇒クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『』のサイト出典/画像元: https://numero.jp/news-20220216-kasuga/杉本博司氏の視点を通して見る春日信仰の世界は、きっと奥深いものがあるでしょう。
杉本氏と須田氏の共同制作作品についても、非常に興味があります。
神奈川県立金沢文庫で開催中の特別展「春日神霊の旅─杉本博司常陸から大和へ」は、杉本博司氏がキュレーションした、春日大社の宝物を中心とした神道美術展。
世界文化遺産にも登録されている春日大社は、藤原氏の氏神であり、興福寺とも密接な関係を持つ。
金沢文庫は鎌倉時代に奈良の窓口として、春日大社・興福寺由来の膨大な仏教書を所蔵し、杉本氏が蒐集してきた神道美術を収蔵する小田原文化財団とともに、本展開催に至った。
本展は、杉本氏自身の作品と、春日大社や金沢文庫、小田原文化財団の所蔵品を組み合わせ、5章構成で展開される。
序章では、杉本氏の作品《華厳滝図》、《那智滝図》と、平安時代の《十一面観音像》などを展示。
2階に進むと、春日大社に関係する様々な古神宝や、春日信仰と関東の影響関係を示す仏像、懸仏などが展示される。
春日大社は鹿島神宮と香取神宮から神々が降臨し、建立されたとされ、神仏習合を通して新たな宗教美術が生まれた。
3章では、春日大社の御利益を描いた《春日権現験記絵》や、60年行方不明だった《地蔵菩薩立像・神鹿像》などが展示される。
本展のメインイメージとなっているのは、春日若宮社の伝来とされる木彫の《春日神鹿像》。
杉本氏と須田悦弘氏の共同で制作されたという、独特な魅力を持つ作品だ。
本展を通して、杉本氏の春日信仰に対する強い探究心と、神仏習合による宗教美術の魅力を感じることができる。
神道美術の世界観、そして杉本博司氏の表現方法。きっと、スピリチュアルな世界観をさらに深めるきっかけになるでしょう。これは見逃せませんね！
須田悦弘氏の25年ぶりの個展「須田悦弘」
須田悦弘展の見どころは？
空間との一体感
渋谷区立松濤美術館での須田悦弘氏の個展は、25年ぶりの開催となる貴重な機会です。
白井晟一の設計した空間との調和にも注目です。
公開日:2024/12/02
✅ 須田悦弘氏は、本物と見間違えるほど精巧な木彫作品で知られるアーティストです。彼の作品は、道端の雑草やスルメなど身近なものから、古美術の欠損部分を補う「補作」まで多岐に渡ります。
✅ 須田氏の作品の特徴は、既存の空間の中に木彫を置くことで、見る人に驚きや不思議な感覚を与えることです。また、下絵を描かずに制作することや、作品に使用する植物は全て自分が好きなものだけであることも特徴です。
✅ 本展では、渋谷区立松濤美術館という独特な空間の中で、須田氏の作品が展示されています。美術館の建築様式と、彼の作品が調和し、新たな発見や感動を生み出しています。
さらに読む ⇒美術展ナビ出典/画像元: https://artexhibition.jp/topics/news/20241202-AEJ2527731/須田悦弘氏の木彫作品と美術館の空間がどのように融合し、新たな感動を生み出すのか、非常に楽しみですね。
初期作品から最新作まで見られるのも魅力的です。
渋谷区立松濤美術館で開催中の「須田悦弘展」は、木彫を用いた精緻な植物インスタレーションで知られる須田悦弘の25年ぶりの個展。
白井晟一設計の美術館建築との融合が注目される。
展示は、初期作品から最新作、古美術品の補作まで幅広く、空間全体が一体の作品となる。
特に、地下1階のインスタレーション《朴の木》と《東京インスタレーション》は、須田の空間に対するこだわりを体感できる。
また、卒業制作や初期作品と共に展示された小さな植物は、空間全体を注意深く見渡す楽しさを提供する。
須田の精緻な木彫作品と独特な空間との調和、そして彼の芸術に対する探求心を感じることができる展覧会となっている。
まるで、現実世界ではないような空間を生み出しそうですね。科学的な視点から、その技術と空間構成をじっくりと観察してみたいです。
須田悦弘氏と杉本博司氏のコラボレーションは、まさに場所（Space）という概念を超えた、素晴らしいアート体験を提供してくれますね。
それぞれの展示、とても楽しみです。
💡 須田悦弘氏の精巧な木彫作品、そして杉本博司氏のキュレーションによる展示は、場所（Space）をテーマに、多岐にわたる魅力的な世界観を提示しています。
💡 銀座、渋谷、神奈川など、様々な場所で開催される展示を通して、それぞれの場所の特性を活かした作品を鑑賞できます。
💡 アート、歴史、精神性など、様々な角度から作品に触れることで、より深い感動と新しい発見が得られるでしょう。
