上村松園と日本画の世界へ!美人画と花鳥画の魅力とは?上村松園、親子二代の日本画の世界
日本画の巨匠、上村松園と息子・松篁。美人画と花鳥画、二代にわたる美の世界を堪能できる展覧会。松園の気品あふれる美人画、松篁の幻想的な花鳥画に加え、貴重な素描や下絵も公開。制作の秘密に迫ります。オリジナルグッズや和菓子も用意。日本画の伝統と革新、そして師弟関係にも着目。美術史家による講演会も開催。この機会に、日本の美に触れてみませんか。
💡 上村松園と上村松篁の作品を展示する美術館や展覧会の情報をお届けします。それぞれの作品の特徴や、親子二代の画家たちの世界観に迫ります。
💡 上村松園の美人画と、松篁の花鳥画。それぞれの作品が持つ魅力や、制作過程、師弟関係について深掘りしていきます。
💡 上村松園と鏑木清方、それぞれのルーツから生まれる美人画の違いや、日本画の奥深さについて解説します。
今回は、上村松園と、その息子である上村松篁の日本画の世界に焦点を当て、その魅力を紐解いていきましょう。
まず、展示会情報を中心にご紹介します。
親子二代で魅せる、日本画の世界
上村松園と松篁、二人の巨匠が描く美の世界とは?
美人画と花鳥画の融合
上村松園と松篁の作品、展示会情報についてご紹介します。
親子二代にわたる日本画家の作品を一度に鑑賞できる貴重な機会です。
公開日:2022/01/25

✅ 山種美術館は開館55周年を記念して、上村松園と松篁の美人画と花鳥画を特集した特別展を開催する。
✅ 同展では、山種美術館が所蔵する松園の美人画18点と松篁の花鳥画9点を一挙公開するほか、上村家三代の作品も展示される。
✅ 松園と同時代に活躍した鏑木清方や伊東深水の美人画など、同時代の画家たちの作品も展示され、美人画と花鳥画が織りなす華やかで優美な絵画の世界を楽しめる。
さらに読む ⇒ぴあエンタメ情報出典/画像元: https://lp.p.pia.jp/article/news/216600/index.html?detail=true本展では、美人画と花鳥画という異なるジャンルを通して、日本画の多様性と奥深さを堪能できます。
着物の表現や、花鳥画の繊細な筆致など、見どころ満載ですね。
山種美術館開館55周年記念展の最終章として開催された「上村松園・松篁—美人画と花鳥画の世界—」は、日本画界の巨匠、上村松園とその息子である上村松篁の作品を親子二代で一堂に展示した貴重な機会となりました。
松園は、気品あふれる女性像を描く美人画の名手として知られ、その作品は江戸風俗を丹念に取材し、写生や古画の学習に基づいた精巧な描写が特徴です。
特に着物の表現は、実際の染色技法を意識した細やかさで、観る者を魅了します。
一方、松篁は、花鳥画の世界に独自の美意識を確立した画家として、四季折々の彩りを繊細な筆致で表現しました。
彼の作品からは、童話のような幻想的な世界が感じられ、観る者の心を和ませます。
本展では、松園と松篁の代表作に加え、松篁の長男である上村淳之の作品や同時代の日本画家の作品も展示され、日本画における美人画と花鳥画の多様性と発展を感じることができます。
また、美術館では、展覧会に合わせたオリジナルグッズや、春の訪れを感じさせる和菓子が販売されており、観賞の余韻を長く楽しめる工夫が凝らされています。
本展は、日本画の魅力を再認識し、伝統と革新が融合した美の世界に浸れる貴重な機会です。
ぜひ足を運んで、親子二代にわたる巨匠たちの芸術に触れてみてください。
素晴らしいですね!まるで絵画の世界に迷い込んだような、豊かな気持ちになれそうです。魂が洗われるような体験ができそうですね!行ってみたいです!
松園の制作過程に迫る
上村松園展で、何が観られるの?
本画、下絵、素描、愛用品
松園の下絵展について、制作過程に焦点を当ててご紹介します。
普段見ることのできない下絵から、作品の深層を探求します。

✅ 松伯美術館では、上村松園の初期から絶筆「初夏の夕」までの約60点の大下絵を制作年順に展示し、松園の制作過程を辿る展覧会「下絵と素描に見る上村松園―珠玉の絵画を求めて―」を開催する。
✅ 本展では、普段目にすることのない下絵や素描類から本画に至るまでの試行錯誤の跡をたどり、松園が目指した絵画芸術の神髄に迫る。
✅ 下絵や素描を通して、「珠玉の絵画」を求めた上村松園の理想の美をより深く知っていただく貴重な機会となる。
さらに読む ⇒記事掲載数プレスリリース配信サービス出典/画像元: https://www.atpress.ne.jp/news/267266本展を通して、松園の制作に対する情熱や、作品へのこだわりを感じることができますね。
下絵や素描から、松園の芸術の神髄に迫る、貴重な機会となるでしょう。
上村松園は近代日本画を代表する美人画の画家として有名ですが、本展では、その素描や下絵を色鮮やかな本画とともに展示し、松園の制作の秘密、線描の美しさ、そして人物像に迫ります。
松伯美術館の協力により、本画7点、下絵・素描約80点に加え、愛用の筆や文化勲章なども展示されます。
松園の素描は、本画とは異なる魅力があり、画家の鋭いまなざしや生き生きとした筆致が見て取れます。
また、縮図帖(スケッチブック)は、画家にとってかけがえのないものであり、さまざまな情報が詰まっています。
本展では、代表作の一つである「花がたみ」の関連する素描も多く展示され、本画、下絵とともに鑑賞することができます。
さらに、講演会や学芸員によるギャラリートーク、ガイドスタッフによる定時ツアーなどの関連プログラムも開催されます。
下絵から本画に至るまでの過程を見ることができるのは、非常に興味深いですね。科学的な視点からも、その技術的な裏付けや、表現方法の変化を探求してみたいです。
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上村三代とその師たちの作品を一挙公開!竹内栖鳳《アレ夕立に》実物大模写も!師弟の絆と、日本画の美を奈良・松伯美術館で堪能。後期は展示替えあり。