上村松園と日本画の世界へ！美人画と花鳥画の魅力とは？上村松園、親子二代の日本画の世界

師弟の絆をたどる

上村松園、松篁、淳之、三代の作品と、それぞれの師匠たちの作品を展示する特別展についてご紹介します。

師弟の絆を感じられる展示です。

秋季特別展上村松園・松篁・淳之三代の輝きと絆

公開日:2019/09/05

✅ 小林美術館で、2019年9月13日から12月8日まで、秋季特別展「上村松園、松篁、淳之 三代の輝きと絆」が開催されます。

✅ 本展では、上村松園・松篁・淳之の三代の日本画家の作品が展示され、彼らの作品を通して三代の絆を紹介します。

✅ さらに、三代それぞれに関連する作家たちの作品も展示することで、日本画への理解を深める機会を提供します。

さらに読む ⇒小林美術館｜大阪府高石市の美術館出典/画像元: https://www.kobayashi-bijutsu.com/single-post/2019/09/05/%E7%A7%8B%E5%AD%A3%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%B1%95-%E4%B8%8A%E6%9D%91%E6%9D%BE%E5%9C%92%E3%83%BB%E6%9D%BE%E7%AF%81%E3%83%BB%E6%B7%B3%E4%B9%8B-%E4%B8%89%E4%BB%A3%E3%81%AE%E8%BC%9D%E3%81%8D%E3%81%A8%E7%B5%86

三代の作品と師匠たちの作品を比較することで、それぞれの画風の違いや、影響関係を理解することができます。

絵画を通して、人間関係の深さを感じられますね。

松伯美術館では、上村松園、松篁、淳之の三代に渡る画家の作品と、それぞれの師の作品を展示する特別展「上村三代の恩師たち」が開催されています。

展覧会では、松園の師である竹内栖鳳の作品と松園の模写、松篁の師である入江波光の作品と松篁の「金魚」、淳之の師である徳岡神泉の作品と淳之の「白夜」などが展示されており、師と弟子たちの関係性を探る貴重な機会となっています。

特に、淳之の作品「白夜」は同館では初めての展示で、方向性に悩んだ若年期の作品であることから注目を集めています。

また、各作品の傍らには、上村家の3人がそれぞれの師への思いを語った言葉が添えられており、関係性を知る上でも興味深い展示となっています。

前期は16日まで、後期は18日～4月13日で、月曜休館です。

高校生以上1100円など。

同館では5月3日から「追悼上村淳之展」の開催も予定しています。

人生の転機を迎えている私にとって、師弟の絆というテーマは非常に心に響きます。師匠との出会いや、そこから得られる影響について、深く考えさせられます。

師匠たちの影響を探る

奈良の松伯美術館で開催される「上村三代の恩師たち」展についてご紹介します。

上村3代の作品と、それぞれの恩師の作品を展示します。

特別展「上村三代の恩師たち」奈良・松伯美術館で

✅ 奈良の松伯美術館で、上村松園、松篁、淳之の3代にわたる日本画家の恩師とその作品を紹介する特別展「上村三代の恩師たち」が開催される。

✅ 本展では、松園の恩師である竹内栖鳳の代表作《アレ夕立に》とその実物大の模写を初公開する他、上村3代の作品や、各々の恩師の作品を多数展示する。

✅ 会期は2025年2月15日(土)から4月13日(日)まで、前期と後期で展示替えが行われる。

さらに読む ⇒ファッションブランド・デザイナー情報出典/画像元: https://www.fashion-press.net/news/129784

本展では、上村3代の作品と、恩師たちの作品を比較しながら鑑賞できます。

それぞれの画風や、影響関係を考察することで、日本画の世界をより深く理解できるでしょう。

「上村三代の恩師たち」展は、奈良の松伯美術館で2025年2月15日から4月13日まで開催され、日本画家の上村松園、松篁、淳之の3代とその師匠たちの作品が展示されます。

特に注目は、松園の師である竹内栖鳳の代表作《アレ夕立に》と、松園による実物大の模写が初公開される点です。

本展では、上村3代の重要な恩師たちとその作品を通して、彼らの芸術的影響を探ります。

展示作品には、松園の《花見》や《花がたみ》、松篁の《閑庭迎秋》や《仙禽唳光》、淳之の《月汀》や《釧路湿原の春》に加え、師匠たちの作品である幸野楳嶺の《妓女図》、菊池契月の《朱唇》、入江波光の《母鶏と雛》などがあります。

会期中は展示替えがあり、前期と後期で展示内容が異なります。

まるで宇宙のルーツを探るような、壮大なテーマですね！自分のルーツを知ることは、自己理解を深めることにも繋がります。きっと感動的な体験になるでしょう。

清方と松園、異なるルーツを持つ美人画

近代の美人画を代表する、鏑木清方と上村松園の、異なるルーツについてご紹介します。

それぞれの生い立ちや、画風の違いを解説します。

上村松園と鏑木清方ー似て非なる二人の巨匠作家ー

公開日:2015/11/17

✅ この記事は、東京美術倶楽部で開催された公開美術講座「近代の風俗画ー清方と松園」の内容を紹介しています。

✅ 講師の尾崎正明氏は、美人画という同じジャンルで同時代に生きた鏑木清方と上村松園の異なるルーツについて解説しました。

✅ 清方は東京生まれで挿絵画家からスタートし、樋口一葉を好んで描いたのに対し、松園は京都生まれで山水画から人物画へと転身し、師匠の影響を受けながら独自の画風を確立しました。

さらに読む ⇒美術品・絵画の買取・鑑定・査定相談なら花田美術出典/画像元: https://www.hanada-gallery.co.jp/hanada-blog/blog/2015/11/16/%E4%B8%8A%E6%9D%91%E6%9D%BE%E5%9C%92%E3%81%A8%E9%8F%91%E6%9C%A8%E6%B8%85%E6%96%B9/

同じ美人画というジャンルでありながら、異なるルーツを持つ二人の画家。

彼らの作品を比較することで、日本画の多様性や、それぞれの個性をより深く理解できますね。

2015年11月14日に開催された公開美術講座『近代の風俗画ー清方と松園』のレポートです。

講師は美術史家・尾崎正明氏。

美人画という同じジャンルで同時代に生きた鏑木清方と上村松園は、よく比較されます。

しかし、それぞれ異なるルーツを持つことが明らかになります。

京都出身の上村松園は、12歳で画学校に入学し、円山応挙の一派に始まる画風で育ちます。

当初は山水画を多く描いていましたが、竹内栖鳳に師事し、人物画を描くように。

一方、東京出身の鏑木清方は、挿絵画家・水野年方に師事し、挿絵から画家へと転身しました。

生まれ育ちや師事した人物も異なる二人ですが、それぞれの画風には共通点も。

しかし、ルーツを理解することで、作品の見方がより深まります。

東京美術倶楽部では、この講座が12月19日にも開催されます。

興味のある方は、足を運んでみてください。

異なるルーツを持つことで、表現方法や作品にどんな違いが現れるのか、科学的な視点からも興味深いですね。客観的な分析を通して、作品の理解を深めたいです。

今回は、上村松園と日本画の世界についてご紹介しました。

それぞれの作品が持つ魅力や、日本画の奥深さを感じていただけたら幸いです。