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マルタン・マルジェラのアート展とアートフェア「Paris+parArtBasel」とは?マルタン・マルジェラ、アートの世界へ

ファッション界の異才、マルタン・マルジェラの初個展がパリのラファイエット・アンティシパシオンで開催!毛髪オブジェや身体をテーマにした彫刻など、マルジェラの深淵なる世界観が炸裂。曜日や時間で変化する展示は、覆う、隠すといったマルジェラの美学を体現。キービジュアルのデオドラント・スティック写真にも注目!また、パリで開催されるアートフェア「Paris+ par Art Basel」の出展者リストも発表。個性豊かなギャラリーが集結し、アート界を刺激する。

マルタン・マルジェラのアート展とアートフェア「Paris+parArtBasel」とは?マルタン・マルジェラ、アートの世界へ

📘 この記事で分かる事!

💡 マルタン・マルジェラがアーティストとして発表した初の個展についてご紹介します。場所はパリのラファイエット・アンティシパシオンです。

💡 ラファイエット・アンティシパシオンの施設紹介と、マルジェラの展示内容について解説します。

💡 アートフェア「Paris+ par Art Basel」の2023年開催と、マルジェラとの関係性について考察します。

それでは、まずマルタン・マルジェラの個展について詳しく見ていきましょう。

マルタン・マルジェラの個展

マルタン・マルジェラの個展で、注目すべき点は?

毛髪や身体のオブジェ

マルタン・マルジェラの初の個展についてご紹介いたします。

ファッションデザイナーとしての活動を経て、アーティストとしてどのような表現をしているのか、注目です。

パリ

公開日:2022/09/15

パリ

✅ マルタン・マルジェラは、ファッションデザイナー引退後にアーティストとして活動を開始し、パリのギャラリー、ラファイエット・アンティシパシオンで初個展を開催しました。

✅ 展示では、彫刻、コラージュ、絵画、映像など20点以上の作品が公開され、人体をモチーフにした作品が多く見られました。

✅ ラファイエット・アンティシパシオンは、ギャラリー・ラファイエットが運営するギャラリーで、古い建物の外観を残しつつモダンな内装が特徴です。展示スペース以外にも、アトリエやワークショップスペースなども備えています。

さらに読む ⇒現代美術家アーティスト出典/画像元: https://kubota-noriko.com/blog/3923/

マルジェラの作品は、人間の身体をモチーフにしたものが多く、独特の世界観を感じさせます。

展示方法もユニークで、訪れるたびに異なる印象を受けるというのは興味深いですね。

パリのアートスペース「ラファイエット・アンティシパシオン」では、マルタン・マルジェラの初の個展が開催されました。

会場には、毛髪で覆われた頭部のオブジェや、身体をモチーフにした彫刻作品など、マルジェラの強いオブセッションを感じさせる作品が展示されています。

展示は、訪れた曜日や時間で、見える作品が異なるという仕掛けがあり、マルジェラの意図を探りながら鑑賞できます。

特に印象的なのは、デオドラント・スティックの商品写真がキーヴィジュアルになっている点で、マルジェラのメッセージが込められていると考えられます。

マルジェラは、人間の内面や精神性を表現しているように感じます。展示方法も、見る人の感覚を刺激するような工夫が凝らされていて、とても惹きつけられました。自分の内面と向き合うきっかけになりそうです。

ラファイエット・アンティシパシオンの紹介

パリのラファイエット・アンティシパシオンってどんな場所?

現代アートギャラリー

パリにあるアートスペース「ラファイエット・アンティシパシオン」についてご紹介します。

レム・コールハースの設計による、ユニークな空間です。

パリラファイエット・アンティシパシオン
パリラファイエット・アンティシパシオン

✅ ギャラリー・ラファイエット財団が運営する、レム・コールハース設計による「ラファイエット・アンティシパシオン」は、パリ4区のマレ地区にある歴史的な建物を再建した、芸術展示とイベントスペースです。

✅ 元倉庫や帽子製作所だった建物を、内部を吹き抜けの大空間に作り変え、可動式の床やガラス張りの展示スペースを設けることで、自由な展示空間を実現しています。

✅ 建築家レム・コールハースの設計の特徴である、既存建築の再利用と現代的な機能との融合が見られるとともに、芸術家たちが集い、新たな創造を生み出すための空間を提供しています。

さらに読む ⇒七ツ道具出典/画像元: https://nanatsu-dougu.jp/column/paris/201903.html

既存の建物を再利用し、新しい機能を融合させるという設計は、まさに現代アートのようです。

さまざまなイベントが開催されるというのも魅力的ですね。

行ってみたいです。

ラファイエット・アンティシパシオンは、パリのマレ地区にある、現代アートとデザインに特化したギャラリー・ラファイエットの企業財団です。

レム・コールハースが設計したモジュール式の建物で、展覧会、ワークショップ、コンサート、パフォーマンスなど様々なイベントを開催しています。

2013年に設立され、国際的に著名なアーティストを招き、芸術的実験と制作のためのユニークな空間を提供しています

火曜日を除く毎日開館し、障害者にも利用しやすい環境です。

地下鉄やバスでアクセスでき、レストランやショップも併設されています。

レム・コールハースの設計は、構造的にも興味深いです。既存の建物を生かしつつ、新しい空間を創り出すという試みは、アートと建築の融合を感じさせます。機能性も考慮されている点が素晴らしいですね。

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