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千本釈迦堂の六観音菩薩像が国宝に!救済を願う仏像の魅力とは?国宝指定!千本釈迦堂の六観音菩薩像の魅力

鎌倉時代に創建された千本釈迦堂の木造六観音菩薩像が、ついに国宝指定へ!六観音すべてが完存する奇跡、肥後定慶ら仏師の魂が宿る圧巻の造形美。戦乱を越え、800年の時を超えて守り抜かれた尊いお姿を、東京国立博物館での特別展で間近に!快慶作の十大弟子立像も見逃せない。京都の歴史と文化を彩る新たな国宝と重要文化財の誕生を祝う、感動のニュースです。

千本釈迦堂の六観音菩薩像が国宝に!救済を願う仏像の魅力とは?国宝指定!千本釈迦堂の六観音菩薩像の魅力

📘 この記事で分かる事!

💡 千本釈迦堂に伝わる六観音菩薩像が国宝に指定される見通しとなった。その背景にある歴史的価値と保存状態を解説。

💡 六観音菩薩像は、地獄、餓鬼など六つの世界を救済する観音様の集合体。それぞれの像の特徴と、当時の仏師たちの技術に迫る。

💡 特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」の見どころと、京都の美術工芸品における文化財保護の現状を紹介。

本日は千本釈迦堂の六観音菩薩像についてお話ししていきます。

それでは、まずこの記事で分かることについてご紹介します。

千本釈迦堂と六観音菩薩像の奇跡

千本釈迦堂の国宝、何がすごい?六観音像の価値とは?

六観音全て完存!保存状態も良く、仏師集団の技術が光る。

京都市上京区にある大報恩寺(千本釈迦堂)の六観音菩薩像と地蔵菩薩立像が国宝指定へ。

平安~鎌倉時代の仏像群は、六道の救済を願う。

京都・千本釈迦堂の六観音菩薩像、国宝に指定へ 文化審議会が答申 京都府:朝日新聞

公開日:2024/03/16

京都・千本釈迦堂の六観音菩薩像、国宝に指定へ 文化審議会が答申 京都府:朝日新聞

✅ 京都市上京区の大報恩寺(千本釈迦堂)に伝わる「木造六観音菩薩像」と「木造地蔵菩薩立像」が国宝に指定される見通しとなった。

✅ 六観音菩薩像は、平安~鎌倉時代に制作され、六道の救済を願うもので、6体全てが残り、保存状態も良好である点が評価された。

✅ 准胝観音の背面には制作年代(1224年)と仏師集団の名前が墨書されており、江戸時代に千本釈迦堂に移された。その他、清水寺の絵馬など4件が重要文化財に指定される。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASS3H74RWS3FPLZB00K.html

六観音菩薩像が国宝に指定されることは、大変喜ばしいですね。

平安・鎌倉時代に制作された仏像が、これほど良好な状態で残っていることは奇跡的です。

鎌倉時代初期に創建された大報恩寺(通称:千本釈迦堂)は、洛中最古の木造建築の本堂を有し、夫婦のエピソードに由来するおかめさんの像で知られています。

この寺院に、肥後定慶を中心とした仏師たちによって制作された木造六観音菩薩像(6躯)と木造地蔵菩薩立像が、国宝に指定される見通しとなりました。

特に六観音菩薩像は、聖、千手、十一面、馬頭、准胝、如意輪の六観音すべてが完存する唯一の例であり、その保存状態の良さが評価されました

准胝観音の背面には制作年代(1224年)と肥後定慶の名が墨書されており、仏師集団による制作であることがわかります。

素晴らしいですね!六観音全てが揃っているのは本当にすごい!なんか、それぞれの観音様から力が伝わってくるような気がします!

六観音の救済と歴史的価値

六観音菩薩の国宝指定、何がそんなにすごい?

六道救済の観音様!戦乱を乗り越えた価値。

六観音菩薩像が国宝に指定されたことで、本堂と共に貴重な文化財が公開されます。

六観音の救済の教えと仏像の歴史的価値に迫ります。

千本釈迦堂に゛国宝仏゛が誕生! 仏像の鑑賞ポイントをチェック♪
千本釈迦堂に゛国宝仏゛が誕生! 仏像の鑑賞ポイントをチェック♪

✅ 千本釈迦堂の「木造六観音菩薩像」が国宝に指定され、本堂を含めた貴重な文化財と共に公開されている。

✅ 六観音菩薩像は、6つの世界を救う観音様で、全てが揃い、台座から光背まで当時のまま残っているという点で国宝に推挙された。

✅ 仏像の制作は運慶の流れを汲む仏師が担当し、カヤの木を用いた寄木造や、顔の小さな点々、玉眼など、細部までこだわった造形が特徴。

さらに読む ⇒そうだ 京都、行こう。出典/画像元: https://souda-kyoto.jp/blog/01265.html

六観音の救済というテーマは、多くの方々の心の支えになっていると思います。

戦乱を乗り越え、現代まで伝えられてきたことに感動します。

六観音菩薩は、地獄道や餓鬼道など六道で人々を救済する観音様の集合であり、その重要性から今回の国宝指定は大きな意味を持ちます

これらの像は、戦乱を乗り越え、1670年に千本釈迦堂に移されました。

六観音の来歴には謎も多いですが、その価値は高く評価されています。

また、千本釈迦堂では、800年という節目の年に国宝指定されることに住職は喜びを表し、多くの人々に手を合わせ、心のよりどころとしてほしいと願っています。

仏像が国宝に指定されるのは素晴らしいことですが、科学的な根拠に基づいて、その価値を客観的に評価することも重要だと思います。

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肥後定慶作の六観音菩薩像!寺外初公開の釈迦如来坐像も。快慶作のリアルな十大弟子立像も見逃せない。歴史的価値あふれる仏像を東京国立博物館で堪能。