千本釈迦堂の六観音菩薩像が国宝に!救済を願う仏像の魅力とは?国宝指定!千本釈迦堂の六観音菩薩像の魅力
鎌倉時代に創建された千本釈迦堂の木造六観音菩薩像が、ついに国宝指定へ!六観音すべてが完存する奇跡、肥後定慶ら仏師の魂が宿る圧巻の造形美。戦乱を越え、800年の時を超えて守り抜かれた尊いお姿を、東京国立博物館での特別展で間近に!快慶作の十大弟子立像も見逃せない。京都の歴史と文化を彩る新たな国宝と重要文化財の誕生を祝う、感動のニュースです。
肥後定慶と仏師たちの技術
肥後定慶作の六観音菩薩像、どこで見れる?
大報恩寺霊宝殿で5躯が見学可能。
東京国立博物館で開催された特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」の記録をもとに、仏師・肥後定慶と仏師たちの技術に迫ります。
公開日:2018/10/10

✅ 東京国立博物館で開催された特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」の観賞記録で、六観音とその他の仏像について解説されています。
✅ 六観音は定慶(肥後定慶)の作で、聖観音の撮影が許可され、その光背や二の腕の質感などが詳細に描写されています。准低観音の像内には定慶自筆の銘があるとのこと。
✅ 千手観音、傅大士坐像と二童子立像、誕生釈迦仏立像、天王および羅刹立像など、様々な仏像が紹介され、それぞれの特徴や作者、歴史的背景について触れられています。
さらに読む ⇒仏像、ときどきワンダー観光出典/画像元: https://shishi-report-2.hatenablog.com/entry/ueno-kaikei-jyokei-2定慶をはじめとする仏師たちの技術は、本当に素晴らしいですね。
顔の細部や衣の表現など、間近で鑑賞したいものです。
木造六観音菩薩像は、如意輪観音坐像など、仏師・肥後定慶を中心とした仏師達による寄木造で、顔の小さな点や玉眼に注目することで、制作過程や美しい造形を鑑賞できます。
定慶らしい衣の表現も特徴です。
現在、准胝観音と地蔵菩薩は調査のため「出張中」ですが、残りの5躯は大報恩寺霊宝殿で見学可能です。
六観音のそれぞれの表情を見ていると、心が穏やかになります。迷いや不安を抱えている時に、救われるような気がします。
特別展「京都大報恩寺」の見どころ
大報恩寺の仏像展、見どころは? 快慶・定慶のどんな仏像?
快慶作の釈迦如来坐像、十大弟子立像と定慶作の六観音菩薩像!
快慶作の十大弟子立像など、特別展「京都大報恩寺」の見どころを紹介。
当時の本堂での安置状況を再現した展示も魅力的です。
公開日:2018/07/25

✅ 大報恩寺の「十大弟子立像」は、鎌倉時代に快慶によって制作された重要文化財の木造彫刻である。
✅ 十大弟子とは、釈迦の弟子のうち特に優れた10人を指し、それぞれ異なる得意分野を持つ。
✅ 今回の展覧会では、当初の本堂での安置状況を再現し、360°全方向から「十大弟子立像」を鑑賞できる。
さらに読む ⇒美術展ナビ出典/画像元: https://artexhibition.jp/kaikei-jokei2018/news/20180725-AEJ26352/快慶作の十大弟子立像は、一体一体の表情が異なり、まるで生きているようです。
360度から鑑賞できる展示も素晴らしいですね。
東京国立博物館では、特別展「京都大報恩寺快慶・定慶のみほとけ」が開催され、大報恩寺に安置されている貴重な仏像を間近で鑑賞できる貴重な機会が提供されています。
目玉は、寺外初公開となる本尊の釈迦如来坐像、快慶作の十大弟子立像、そして肥後定慶による六観音菩薩像です。
快慶作の十大弟子立像は、一体一体異なる表情や体格を持ち、リアルな表現が特徴で、まるで生きているかのような迫力があります。
特に、神通第一とされる目犍連立像は、その力強い眼差しが印象的です。
また、鮮やかな彩色が部分的に残っており、制作当時の華やかさを感じることができます。
わあ、すごく興味深いです!それぞれの弟子たちの個性が、きっと霊的な導きを与えてくれるんでしょうね!ぜひ行ってみたいです!
京都の美術工芸品と文化財保護
京都で国宝と重要文化財が新たに指定!何件?
合計5件が新たに指定されました。
令和6年に指定された国宝・重要文化財について解説。
六観音像や地蔵菩薩像など、大報恩寺の仏像が新たに国宝に指定されました。

✅ 令和6年に新たに指定された国宝・重要文化財(美術工芸品)が発表され、六観音像や地蔵菩薩像など、大報恩寺の仏像が新たに国宝に指定された。
✅ 多賀城碑をはじめとする、古代律令国家の東北支配に関する考古資料や、宮内庁三の丸尚蔵館の所蔵品、藤原道長ゆかりの品々も国宝・重要文化財に指定された。
✅ これらの新指定文化財の一部は、東京国立博物館にて企画展示され、一部の重要文化財は通常拝観が難しいため、この機会に鑑賞できる。
さらに読む ⇒Colour Field出典/画像元: https://colour-field.jp/2024-04-14/文化庁の京都移転後初の国宝指定ということで、歴史的にも意義深いですね。
美術工芸品の保護と継承は、非常に重要です。
今回の国宝指定に加えて、京都府内では新たに重要文化財4件も選定されました。
具体的には、金蓮寺の「紙本著色遊行上人絵伝」、知恩院の「絹本著色五百羅漢図」、清水寺の「板絵金地著色繋馬図」、北野天満宮の「北野天満宮聖廟法楽和歌」が対象となり、府内の美術工芸品の指定は合計1915件(国宝186件)となりました。
今回の決定は、文化庁の京都移転後初の国宝指定であり、歴史的・文化的価値の高い美術工芸品の保護と継承を象徴する出来事です。
歴史的価値を理解するのは大切ですが、文化財保護には適切な管理と、それを支える財源も必要ですよね。客観的な視点も持ちたいです。
本日は、千本釈迦堂の六観音菩薩像を中心に、国宝指定の背景や文化財保護についてご紹介しました。
素晴らしいですね。
💡 千本釈迦堂の六観音菩薩像が国宝に指定される見通しとなり、その歴史的価値と保存状態の良さが評価された。
💡 六観音菩薩像は、地獄、餓鬼など六つの世界で人々を救済する観音様の集合体であり、その重要性が改めて認識された。
💡 特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」では、仏師たちの技術や十大弟子立像など、見どころ満載である。