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マティス展:色彩と光を求めた生涯~初期作品から晩年の切り絵まで、マティスの芸術を紐解く?ポンピドゥー・センター、日本初公開作品、色彩、切り絵

鮮烈な色彩と革新的な表現で世界を魅了したマティス。20年ぶりの大規模回顧展では、初期から晩年までの代表作約150点を展示。初期作品からフォーヴィスム、切り絵まで、その多岐にわたる画業を網羅。窓や金魚鉢といった象徴的なモチーフを通して、マティスの芸術的探求を読み解く。鮮やかな色彩と自由なフォルムで、あなたの心を刺激する、マティスの世界へ。

マティス展:色彩と光を求めた生涯~初期作品から晩年の切り絵まで、マティスの芸術を紐解く?ポンピドゥー・センター、日本初公開作品、色彩、切り絵

📘 この記事で分かる事!

💡 世界最大級のマティス・コレクションを誇るポンピドゥー・センターの作品を中心に、約150点が展示。

💡 初期の写実的な作品から、フォーヴィスム、晩年の切り絵まで、マティスの作風の変化を年代順に辿る。

💡 日本初公開の作品や、彫刻、ドローイング、切り紙絵など、多岐にわたる作品を通してその芸術に触れる。

本日は、東京都美術館で開催されている「マティス展」について、その見どころをご紹介します。

84年の生涯を通して色彩と光を追求し、独自の表現を確立したマティスの作品世界を、深く掘り下げていきましょう。

色彩の探求と初期の模索

マティス展、見どころは?初期から晩年まで網羅?

約150点の作品で、マティスの画業を網羅!

第一章では、マティスの色彩への探求と、初期の作品群をご紹介します。

画家を志した初期から、フォーヴィスムへと至るまでの軌跡を、作品を通して見ていきましょう。

会場レポ】大回顧展「マティス展」が東京都美術館で開催。初期の傑作《豪奢、静寂、逸楽》が日本初公開、色彩の探求者の
会場レポ】大回顧展「マティス展」が東京都美術館で開催。初期の傑作《豪奢、静寂、逸楽》が日本初公開、色彩の探求者の

✅ 東京都美術館で開催中の「マティス展」は、約20年ぶりとなる大規模な回顧展で、世界最大規模のマティス・コレクションを誇るパリのポンピドゥー・センターから約150点の名品が集結しています。

✅ 初期の傑作《豪奢、静寂、逸楽》が日本初公開され、絵画、彫刻、ドローイング、切り紙絵など、マティスの多彩な作品を通して、色彩と光を追求した84年の生涯における造形的な冒険を多角的に紹介しています。

✅ 展示は全8章構成で、マティスの初期の写実的な作品から、フォーヴィスム、晩年の切り紙絵、ヴァンス・ロザリオ礼拝堂に関する資料まで、マティスの作風の変化を年代順に辿ることができます。

さらに読む ⇒たいとう文化マルシェ出典/画像元: https://www.culture.city.taito.lg.jp/ja/reports/30403

初期作品からフォーヴィスム、そして南フランスでの作品まで、色彩への飽くなき探求が感じられます。

特に、日本初公開の《豪奢、静寂、逸楽》からは、マティスの才能の萌芽が垣間見え、非常に見応えがありました。

東京都美術館で開催中の「マティス展」は、20年ぶりの大規模な回顧展として、ポンピドゥー・センター所蔵作品を中心に約150点を展示し、多くの来場者を集めています。

21歳で画家を志したマティスは、20代後半にギュスターヴ・モローに師事し、カミーユ・コローの影響を受けた《読書する女性》など、初期作品を通して、同時代の画家から学びつつ、独自の画風を模索していました。

初期の静物画からフォーヴィスム、南フランスでの作品まで、色彩への探求を重ね、日本初公開となる点描技法を用いた《豪奢、静寂、逸楽》を通じて、その才能の芽生えを示しています。

本展は、フォーヴィスム誕生前後の初期作品から、マティスの画業を網羅し、絵画、デッサン、彫刻、版画、切り紙絵、ロザリオ礼拝堂装飾など、多岐にわたる作品を通して、その芸術を多角的に展観しています。

マティスって、魂の色を表現していたんですね!初期の作品からは、まだ模索中ながらも、何か光るものを感じます。色彩を通して、内なる世界を表現しようとしていたのでしょうか?感動しました!

窓とアトリエ、そして戦争

マティス作品の「窓」は何を象徴?時代ごとの変化とは?

世界、異世界、遮断など多義的な意味。

第二章では、マティスの作品における象徴的なモチーフ「窓」と、アトリエに焦点を当てます。

窓を通して表現された世界、そしてマティスの創造の源泉を探ります。

マティス展が東京都美術館で待望のオープン。150点もの作品が見せるマティスの転換点と色彩の歩み
マティス展が東京都美術館で待望のオープン。150点もの作品が見せるマティスの転換点と色彩の歩み

✅ 東京都美術館で開催中のマティス展は、ポンピドゥー・センターなどから150点もの作品が集まった大規模な回顧展であり、マティスの色彩表現の変遷を辿る内容となっている。

✅ 初期の自画像や日本初公開の作品を通して、マティスの転換点となる作品が多く展示されており、フォーヴィスムや窓をテーマにした作品を通して、画風の変化を読み解くことができる。

✅ 彫刻作品や人物画、室内画を通して、マティスの多様な表現を探求し、特に20年以上かけて制作された「背中」シリーズからは、絵画と彫刻の相互関係や表現の変化を読み取ることができる。

さらに読む ⇒Tokyo Art Beat出典/画像元: https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/henri-matisse-the-path-to-color-report-202304

窓の表現の変遷は、マティスの視点の変化を如実に表していますね。

《コリウールのフランス窓》のように、窓が多様な解釈を可能にしているのは興味深いです。

アトリエの展示からは、マティスの創造への情熱が伝わってきます。

マティスの作品における象徴的なモチーフ「窓」に焦点を当て、その表現の変遷を読み解くことができます

ルネサンス期には「世界に開かれた窓」として絵画そのものを象徴し、象徴主義の時代には「異世界の入り口」としての意味合いも加わりました。

マティスは、窓を通して異なる世界を結び付けようとし、初期の作品「屋根裏のアトリエ」ではその閉塞的な状況を、出品作の「サン・ミシェル橋」では浮世絵の影響を受けたゴッホを連想させる手法で表現しています。

第一次世界大戦期には、窓は戦争という状況とも関連し、《コリウールのフランス窓》は、窓が黒く塗りつぶされ、遮断や深遠さを表現しているのか、あるいは光を表現するためのものなのか、多義的な解釈を可能にしています。

また、創作の源泉となったアトリエにも焦点を当て、実際に使用された家具やテキスタイルを通して創造性を紐解くことで、ニースのアトリエでのオダリスク連作、東洋風の衣装、収集されたオブジェなどが紹介されています。

第一次世界大戦期の作品では、マティスの転換期を象徴する作品が並び、キュビズム的な要素を取り入れた作品なども見られます。

窓の表現の変化ですか…確かに、時代の精神が反映されているのかもしれませんね。でも、個人的には、作家の個人的な心情の変化や、技術的な進歩の方が、科学的に興味を惹かれます。客観的な分析がもっと欲しいところです。

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鮮烈な色彩と自由なフォルム!マティスの切り絵を中心に、絵画、彫刻、晩年の傑作まで。その造形的な冒険を辿り、芸術のエネルギーを体感せよ!